To Read in English: Click Here
“気になっているヘアカラー・ヘアスタイルがあるけれど、
どの施術メニューを選んだらよいかわからない”
“予約する前に大体いくら位かかるのか事前に知りたい”
そういった疑問やメールでのお問い合わせを最近よくいただきます。
実際、現在の髪色・髪の施術歴・求める髪色/スタイルによって、値段も施術内容も変わってくるので、オンラインカウンセリングで直接ご連絡を頂くのが一番確実であることは間違いないです。(なので、お気軽にご連絡ください!)
でもその前に、複数あるカラーメニューのそれぞれが一体何なのか、その基礎知識をここでわかりやすく説明します。
予約時、それぞれのカラーメニューによって、そのプロセスに必要な時間を取ってあるので、当日にカラーメニューを変更するとなると、時間が足りなくなって再来店をお願いすることもあります。そういった事態を防ぐためにも、カラーを考えている方は予約する前に、ぜひご一読ください。
また、カウンセリングを受けようと思っている方も、理解しておくとその後のカウンセリングがよりスムーズに進むので、こちらを読んだ上でご連絡をください!当店はNYにある日系ヘアサロンなので、日本語・英語双方でのカウンセリングに対応しています。
<注意>
こちらの認識は、あくまでThree Degrees Salonのカラーメニューに基づいて記載しているので、当店をご利用の方以外で読まれている方は、参考知識程度にお考え下さい。
この記事の著者
平田 圭
Owner/Creative Director
Three Degrees Salon
その他の人気日本語記事:
デジタルパーマ完全ガイド ロング~ショートまで、海外デジパ7選
目次:
1:カラーに関する基礎知識 カラーvsブリーチ
2:カラープロセス
3:ブリーチプロセス
4:ハイライト・バレイヤージュ
5:ポイントカラー・ファイスフレーミングカラー
6:カラーコレクション
7:オンラインカウンセリングについて
1:カラーに関する基礎知識 カラーvsブリーチ
まず、カラーの施術についてざっくりと説明すると、髪を染める場合、カラーリング、ブリーチといった2つの施術方法があります。ブリーチプロセスが、髪の色素を抜いて、色味が入りやすいようにするのに対し、カラープロセスは、髪の色素を抜くと同時に色味を重ねる工程です。
髪の毛をキャンバス・画用紙としてイメージをしてもらえるとわかりやすいのですが、例えば元々のキャンバスの色が黒であった場合、何色の絵具を上から塗ったとしても、色味はあまり出ません。でも、キャンバスの色味が薄ければ、その上に塗った絵具の色は目立つようになります。
ブリーチプロセスは、そのようにキャンバスの色素を抜くことによって、あとから重ねるカラーの色味(カラーリング)を際立たせるような仕組みです。
2:カラープロセス
*Three Degrees Salonの施術メニュー内にある、
Single Color Process
Double Color Process
Single Color Process w/Haircut
が、ここで説明する施術内容に当たります。
この施術達を一言で説明するならば、ブリーチをしないカラーリング。
元の髪色によって、出せる色合いが変わってくるので、元の髪色を考慮した上で、カラー剤の色レベルや種類(ライトナーなど)、カラーの回数を調整し、求める髪色により近づけていきます。
目安としては、以下のカラー表で13以下の明るさのカラーであれば、カラープロセスのみで出すことができます。レベル13まで髪の明るさを上げる為には、髪質や現在の髪色によっては、ダブルプロセスが必要になります。それ以上明るくしたい方は、ブリーチプロセスを挟むことをおすすめします。
***ちなみに以下のカラーチャートは明るさのレベルを計るための目安で、色味を判断するものではありません。どのようなカラーにするかを決める際には、別のカラーチャートから、赤、ブラウン、オレンジ、コッパ―、ゴールド、ベージュ、オリーブ、アッシュ、ブルー、パープル、ピンクなどの色味を選んでいただきます。
施術前のコンサルテーションでは、まず髪の明るさレベルの現在地を知り、その上でどの明るさレベルにしたいかを決め、最終的に染める色味を選択していただく、という流れになります。
-(ダメージ・色落ち等の理由で)ブリーチをしないでカラーリングしたい
-パーマをかけているけど、髪色を明るくしたい
-髪が痛んでいて、ブリーチカラーは出来ないと美容師に言われた
-ブリーチカラーした髪の色味が抜けてきたので、違う色に変えたい
-自毛から少しトーンアップした自然で垢抜けた色味に変えたい
-白髪を隠したい
こういった方にお勧めの施術方法です。
そして、シングルプロセスカラー、ダブルプロセスカラーの違いは、一回の施術で行うカラーリングの回数です。
既にカラーやブリーチをしていて元の髪色が明るい方、現在の色よりほんのり垢抜けた髪色に変えたい方は、シングルカラープロセスで予約を取ることをおすすめします。元の髪色が暗い(もしくは初めてのカラー)けれど、髪の色をブリーチ無しでなるべく明るくしたい場合は、ダブルカラープロセスで予約を取ることをおすすめします。
先ほどのカラーチャートだと、大体11-13位の明るさが欲しい場合は、ダブルカラープロセスが必要になることが多いです。
また、既にブリーチをした髪を、レベル7以下の暗さまで下げたい場合も、色素をしっかりと定着させるためにダブルカラープロセスが必要になります。
元の髪の明るさによってもプロセスが変わるので、わからない場合はお気軽にコンサルのご連絡をください。
3:ブリーチプロセス
* Three Degrees Salonの施術メニュー内にある、
Bleach Single Process(1Bleach+Color)
Bleach Double Process(2Bleach+color)
Bleach Triple Process (3Bleach+Color)
が、ここで説明する施術内容に当たります。
ブリーチプロセスは第一章で説明した通り、髪の色素を抜くことによって、後から重ねるカラーの色味(カラーリング)を際立たせるような仕組みです。
ブリーチをすることで、カラーの発色と色味の幅を最大限に引き出すことができます。髪の色素を抜くため、髪のダメージを伴うこと、色味を載せるだけのカラーリングよりも、よりコストと時間がかかることもご理解ください。
またブリーチ時の髪のダメージを最小限に抑えたい方にはOlaplex(トリートメント)を一緒に予約することをおすすめします。
ブリーチプロセスでは、最初にブリーチでしっかり綺麗に色を抜くことがとても重要で、ここ次第で、後に重ねるカラーの色味の入り方と仕上がりがだいぶ変わってきます。現在の髪色、求める髪色によって、何度ブリーチが必要なのかが決まるので、自己判断せず、お気軽に事前にご相談ください。
というのも、メニュー内容によって、予約に割り当てる時間を決めており、当日ブリーチ回数を増やしたり、減らしたりすると、施術にかかる時間が変わってきてしまいます。
予約状況によっては、次のお客様やスケジュールの兼ね合いなどで、せっかく事前にご予約いただいてご来店されても、求める髪色を出すために必要な時間が、ご予約いただいたカラーメニューに割り振られた時間より短いと、その日に全ての施術が出来ないとなってしまう場合もあります。
4:ハイライト・バレイヤージュ
* Three Degrees Salonの施術メニュー内にある、
Highlights/Balayage Touch Up (Within 3month)
Full highlights/Balayage
が、ここで説明する施術内容に当たります。
ハイライト・バレイヤージュでは、アルミホイルなどを使い、手作業で、束上に取った一部の髪の毛のみにブリーチ・カラーリングをすることで、髪に立体感を出し、自然でかつ垢抜けた髪色のスタイルを作ります。
髪にボリューム感を持たせる印象を作ることができたり、根元が伸びてきてもそんなに目立たないのも、人気の理由です。
当店で過去にハイライト・バレイヤージュをしていて、そのタッチアップを施したい人は、最後に受けたハイライト・バレイヤージュの施術が3か月以内であれば、タッチアップメニューを、それ以上期間が経っている、もしくは初めて当店でハイライト・バレイヤージュをする場合はフルハイライト・バレイヤージュのメニューを選択してください。
5:ポイントカラー・フェイスフレーミングカラー
* Three Degrees Salonの施術メニュー内にある、
Peekaboo/Point/Frame Color (2Bleach + Color)
が、ここで説明する施術内容に当たります。
アメリカではPeekaboo Colorと呼ばれるこの施術は、日本語ではポイントカラー、ファイルフレーミングカラー、イヤリングカラーとも呼ばれています。
顔回り内側部分、内側下半分など、一部分の髪の毛を別の色にカラーすることです。そのコントラストを純粋に楽しんだり、TPOに合わせて出したり、隠したりすることができるのも人気のポイントです。
周りの髪の毛よりも極端に明るい色にすることが多いので、ブリーチプロセスを含んだカラーの施術をすることになります。(予約時間は、2ブリーチ施術を見越した時間を取っています)ちなみに、値段はブリーチの回数、カラーをする部分の髪の長さと量によって、変わります。
6:カラーコレクション
* Three Degrees Salonの施術メニュー内にある、Color Corrections
が、ここで説明する施術内容に当たります。
カラーコレクションのコレクションは“直す”の意。
このメニューは、以前にしたカラーなどで複雑な状態・状況になっている髪の毛を、上記で説明した全ての施術方法、美容師の知識と技術を駆使して、希望のヘアカラーに“直す”施術です。
例えば、以下のような髪履歴のある方が、ハイトーンカラーをしたい場合、このカラーコレクションを予約していただく必要があります。
‐過去二年以内に自分でボックスカラーをしたことがある
‐過去二年以内に黒染めなど、暗いトーンに染めたことがある
‐過去二年以内にヘナカラーをしたことがある
‐現在髪の毛に3色以上入っている
‐現在毛先が伸びてきたバレイヤージュスタイルだが、全頭同じ色に統一したい
何故なら、上記に一つでも当てはまる髪の方に通常通りのブリーチプロセスの施術をしても、髪の毛は理想通りに染まらないからです。
それぞれの方の髪履歴・髪質・髪の状態に合わせた、高い技術と知識を要する施術が必要となります。
こちらの施術を希望する場合は、事前にメールにてコンサルテーションを受けていただくことが必須となり、場合によっては施術よりも前に一度テストの為ご来店していただくこともあります。値段や所要時間も場合によって異なるので、コンサル時に見積もりをお知らせします。
下記に、実際に当店で承ったカラーコレクションの一例をまとめてご紹介します。
7:オンラインカウンセリングについて
今回は、Three Degrees Salonが提供しているカラーメニューの紹介と説明をしました。希望のヘアスタイル・色があるけれど、どれを予約したらわからないという方もこちらを読んで、大体それぞれがどんなものであるかを掴めたと思います。
Three Degrees Salonでは、カラーを熟知したスタイリストが揃っているので、より踏み込んだカウンセリングを受けたい方、何か不安点や不明点がある方は、Emailにて、お気軽にお問い合わせください。
その場合は、
‐過去二年のカラー・パーマ歴
‐現在の髪の毛の色・スタイルがわかる写真
‐求めるカラーやスタイルのイメージ画像
‐コンサル・施術を受けたい希望のスタイリストがいるか否か・いる場合は誰か
を入れて、info@threedegreesnyc.comまでご連絡ください。
Emailでのカウンセリングは無料です。(弊サロンで施術を受けることを検討している人前提でお願いします)
また、店頭でのカラーカウンセリングも承っていますが、カラーコンサルのみでご来店の方(カラーコレクションなど、オンラインカウンセリングを受けた上で、こちらが来店をお願いした場合を除く)はコンサル料の$30を頂いております。
ですが、その後実際にカラーの施術でご来店される場合は、初来店で頂いたコンサルの料金を、カラー施術料金から割り引きさせていただきます。(つまり、後日当店でカラー施術を受けるお客様は、初来店のコンサルが無料になります。)
カットなど別メニューでご来店時に、カラーの相談をする場合も、追加料金はかかりません。
スタイリスト一同、皆様にお会いできるのを、楽しみにしています。
Three Degrees Salon
204 E6th Street
New York NY 10003
Instagram @Threedegreessalon
OTHER POPULAR POSTS:
The Essential Guide to Digital Perm & Hottest 7 Styles for Every Length
32 Stunning Permed Hair Style : Short to Super Long
Hair Color Guide - Read if you are unsure which menu to book
Balayage 101: The Basics to know and 8 Elegant Balayage Colors