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ブリーチ・バレイヤージュヘア必読!色味を長持ちさせる6箇条

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ハイライト・バレイヤージュ・ハイトーンカラーなど、ブリーチしている髪の毛にとって、色落ちは誰もが通る工程

 

ブリーチプロセスは、後から重ねるカラーの色味を入りやすくし際立たせる為に、髪の色素を抜く仕組みなので、後から重ねたカラーは時間とともに色落ちし、徐々に色味を抜いたブリーチ後の髪色(=黄色味を帯びた色)になっていきます。

色落ちの工程を楽しんだり、色が抜けた後に今度は違う色味を入れて新たなカラーを再度楽しんだり、といったこともブリーチの魅力であるし、バレイヤージュ・ハイライトなどは色落ちしても綺麗なラインが残りますが、お金をかけて、せっかく入れたカラーがすぐに色落ちしてしまうのは、やっぱり極力避けたいところ。

 

また、ブリーチをすると、髪の表面にあるキューティクルもダメージを受け、髪内部の成分などが流れ出やすい状態になってしまいます。なので、それを最小限に防ぐためにも、ブリーチ時の工程とその後のケアが非常に大切です。

 

そこで、今回の記事では、ニューヨークに構える日系美容室Three Degrees Salonのディレクターで、多人種のブリーチカラーを日々多く手掛けるKeiが、ブリーチした髪のダメージを最小限に抑え、色味を長持ちさせるために大切な6箇条をお伝えします。


この記事の著者

平田 圭
Owner/Creative Director
Three Degrees Salon


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目次:

1:ブリーチヘアの色味を長持ちさせる6箇条

 1-ヘアサロンでのブリーチ時に、ケアブリーチ、もしくはケミカルプロセスに特化したトリートメントを併用してもらう。 

 2-ブリーチカラーに適したヘアケアをする。

 3-髪は緩ま湯で洗う。熱湯は必ず避ける。

 4-髪を洗う頻度を減らす。

 5-フラットアイロン・カーリングアイロンの使用を控える、もしくは温度を低く設定。

 6-海・プールに入った後はヘアケアを入念に。

2:まとめ

 

1: ブリーチヘアの色味を長持ちさせる6箇条 

1 – ヘアサロンでのブリーチ時に、ケアブリーチ、もしくはケミカルプロセスに特化したトリートメントを併用してもらう。

 

ブリーチ後のホームケアも大切ですが、ダメージを抑える対策はブリーチの工程中から始めましょう。ヘアサロンでは、ダメージを抑えつつもブリーチとして最大限の効力を持つ、クオリティの高いブリーチ剤を使用しています。なので、ヘアサロンで施術をすることは大前提とした上で、更にケミカルプロセスに特化したトリートメントを、ブリーチ時に一緒にすることで、髪の毛への負担を最小限に抑えることができます。

 

Three Degrees Salonでは、基本的にはブリーチの施術の際にOlaplex Treatmentを追加することをお勧めしています。(担当美容師が、お客様の髪質や状態、施術を考慮した上で、別ブランドのトリートメントが良いと判断した場合は、別のものを使用することもあります)

 

Olaplex Treatmentとは、Olaplex社が展開しているアルカリを使った薬剤からのダメージに特化したヘアトリートメントシリーズです。Olapex Treatmentに含まれるジマレイン酸という成分が、アルカリを使用するカラーやパーマなどで、ダメージした髪内部のタンパク質に働きかけ、必要な栄養素を補給し、表面のキューティクルを整えることで、内側と外側から補修してくれます。

 

Olaplexは、サロン専用プロダクトからホームケア商品まで、カラーなどで傷んだ髪のダメージをケアするラインアップを出しており、その一連の流れで使用することにより、より強い効果を得られると言われています。その中でも、ヘアサロン専用のOlaplex Treatmentは最も集中的なトリートメントとして、髪に対してきちんと知識を持つスタイリストによってのみ使用を許されており、ブリーチ・カラー・パーマプロセスの工程と一緒に使用することで、そのケミカルプロセスによって起こるダメージから、髪を守ります。ブリーチカラーを予約する際は、このOlaplex Treatmentのメニューも一緒に予約することを強くお勧めします。

<予約画面参照> *画面レイアウト、値段は予告なしに変動している可能性があります。実際の予約サイトに行ってお確かめください。

 

2 - ブリーチカラーに適したヘアケアをする。

 

ブリーチ後には、髪の状態が変わっているので、それに合わせたケアが必要です。

 

まずは、ブリーチ以前まで使っていたシャンプーから、ブリーチヘアに適したシャンプーに変えてみましょう。

Three Degrees Salonでは、ブリーチした髪のダメージを抑えつつ、色味を長持ちさせるためのシャンプーとして、前述したOlaplexのホームケア商品をお勧めしています。

Olaplexシャンプー&コンディショナーは、カラーなど薬剤を使用した施術をした髪の為に作られた商品なので、必要最低限の汚れを落としつつも、薬剤でダメージした髪の毛への補修を手助けします。

*以下で紹介しているプロダクトはThree Degrees Salonのオンラインショップ内で購入可能です。(米国発送のみ)商品画像をクリックすると、ショップ内の商品ページに飛びます。

 

更に、集中的にダメージヘアの補修を行いたい方におすすめなのが、Olaplex No.3のジマレイン酸集中トリートメントです。これは、サロンでのOlaplex Treatmentと連携した同じシリーズのホームケア版で、1週間に1度ほどのペースで使用すると、髪の毛のハリやツヤ感をキープできます。

 

 

使用方法手順: 

1:髪を軽く濡らす。

2:このトリートメントを手に取り、毛先やダメージの気になる部分を中心につけて、手ぐしまたはブラシでとかし満遍なくなじませる。

3:そのまま10―20分ほど待つ。

4:流して、シャンプー&コンディショナーをする。

 

一般的なトリートメントと違い、つけた後にシャンプーをする必要があるので、間違えないようにしてくださいね。 

ちなみにOlaplexは、より効果をより引き出すために、プロダクト同士の連携を意識してシリーズを作っているため、No3トリートメント→No4シャンプー→No 5コンディショナーの順番で使用するのが最も理想的です。ですが、もし、予算を抑えたい場合は、シャンプー&コンディショナーを別のものにしたとしても、サロンでのTreatmentと、週1のNo.3 Pefectorトリートメントは行うことをお勧めします。

 

カラーシャンプー

 

また、シャンプー時に色味を補給することによって、髪の色味をキープするという方法もあります。これはカラーシャンプーと呼ばれ、染料が配合されているため、染料の色素を髪に再浸透させ、ヘアカラーの色持ちを良くします。

カラーシャンプーは、紫・ピンク・緑など複数の色味のシャンプーがあり、それぞれ特性があるので、自分に合った色味のカラーシャンプーを選ぶことができます。

 

色ごとのカラーシャンプーの特性をいくつかご紹介しますね。

 

– 最もスタンダードなカラーシャンプー。明るい髪色をしている方におすすめ。髪の黄ばみを中和する。Olaplexの出しているカラーシャンプーはこれに当たる。

ピンク – 赤やピンク系の色をより長持ちさせる。

グリーン– ブルネットや暗い髪色から、赤みを消す。

 

このように手軽に色味を加えることができるので、多くの方がカラーシャンプーは髪に良いものと思われています。ですが、使う頻度が多ければ多いほど微妙な色素の沈着を作り、次回のカラープロセスに影響を及ぼしてしまう可能性があります。

通常のシャンプーを併用するなどして、カラーシャンプーは週に1、2回ほどの使用頻度にしましょう。また、その後にカラーリングをする時は、念のためカラーリスト・スタイリストにその旨を伝えると安心です。

 

3 - 髪はぬるま湯で洗う。熱湯は避ける。

 

ヘアケア商品に気を配った後に意識したいのは、使い方。特に、髪を洗う温度に気を配りましょう。

熱いお湯でシャワーを浴びるのは心地よいですが、髪との相性は✕。元々髪は熱湯に弱く、髪の表面のキューティクルを傷つける原因になりやすいです。特にブリーチした髪は、ただでさえダメージを受けやすくなっているので、そこへ高い温度のお湯をかけてしまうと、傷みが進行する原因となってしまいます。

 

髪にとっての適温は38度前後ですが、当サロンではなるべく低めの水温でブリーチヘアを洗うことをお勧めしています。

特にカラーリングをした直後の一週間は色素の定着が不安定である為、高温で髪を洗うことで引き起こされるダメージ・色落ちは大きく、ぬるま湯で洗ってあげることがとても大切です。

 

4 – 髪を洗う頻度を減らす。

 

カラーが色落ちする4大要因は熱、摩擦、洗髪、日焼け。中でも洗髪は、シャンプーの洗浄成分だけでなく、髪を洗う時の摩擦や、熱(お湯)との接触を引き起こすので、かなりの色落ちの原因となります。

 

前述したように、カラーシャンプーを使用することも色落ちを防ぐ対策として良いですが、髪を洗う頻度を減らすだけでも、大分色落ちを防ぐことができます。

髪質やライフスタイルによって、髪を洗う最適頻度は人それぞれですが、例えばブリーチ後は普段シャンプーで髪を洗う頻度より1日分減らす(減らした日はぬるま湯シャンに置き換える)、なども色落ちの防止に効果的です。特にブリーチ直後48時間以内はなるべくシャンプーをしないことが望ましいですが、髪を洗う場合もシャンプーは使用せず、ぬるま湯のみで頭皮をやさしく洗ってあげてください。

 

5 – フラットアイロン・カーリングアイロンの使用を控える。もしくは設定温度を低くする。

 

第3箇条、4箇条でも前述しているように、色落ちの主要原因である熱を直接髪の毛に充てるフラットアイロンやカーリングアイロンの使用は、色味を長持ちさせたいのであれば、ブリーチヘアには極力避けるのがベストです。

 

もし使用する場合は、設定温度を低くして使用したり、毎回ヒートプロテクション効果のある洗い流さないトリートメントを塗って髪を保護してから使うなど、極力熱を避け、髪を守る対策を取ると良いです。

Three Degrees Salonでお勧めしているプロダクトをいくつか紹介します。

 

6 – 海やプール後のヘアケアは入念に。

 

ヘアカラーを長持ちさせたい方に、海やプールに入ることをお勧めしない理由は大きく分けて2つ。

一つは、カラーの色落ち要因の一つである日焼け。そしてもう一つの大きい要因は海水やプールに含まれる高濃度の塩素です。このようなダメージ・色落ちを引き起こす原因は、ヘアカラーを長持ちさせたいのであれば、避けることが一番ベストです。が、もし海・プールなどに入った後は、必ず以下の髪のアフターケアを怠らないようにしてください。

 

海やプール後のヘアケア手順: 

1:シャンプーで海水、塩素をしっかりと洗い流す。

2:トリートメントで失われた油分をしっかりと補う。

おすすめプロダクトはこちら。

3:必ず髪をしっかり乾かす。(生乾きは厳禁)

4:保湿をするためのリーブインコンディショナーやヘアオイルで更に油分を補給。

おすすめプロダクト:

2: まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、ブリーチヘアの方に向けて、色味を長持ちさせる第6箇条を説明しました。

重要事項をまとめると、

1: サロンでのブリーチ施術工程にトリートメントを加え、ブリーチによる髪への負担を最小限に抑える。

2: 色落ちの4大要因である、熱・摩擦・洗髪・日焼けを極力避ける。

3: ブリーチケアに適したホームケアで、これ以上のダメージを引き起こさず、髪に栄養分を補給してあげる。

です。

Three Degrees Salonでは、ブリーチを含めるハイトーンカラーやハイライト、バレイヤージュに精通したカラーリスト/スタイリストが在籍しています。

 

カラーリングのメニューについては、こちらの記事にて詳しく説明しています。

オンラインでのコンサルテーションも受け付けておりますので、込み入った髪の事情や悩みがある方や、個別に相談したい方は、こちらの手順に沿って、ご連絡をください。

 

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